『下顎が後方に引っ込んでいる。』
『上の前歯が前方に出ている。』
『下の前歯が上の前歯に隠れてみえない。』
『前歯がしっかり噛んでいない。』等々・・・。
お子様でこのような症状がある場合、当院へお気軽にご相談ください。


『下顎後退』は、下顎の前方への成長が遅れ、骨格的に下顎が後方にあることをいいます。
上下の前歯のずれがみられ、前歯でしっかり噛めていないことが多くみられます。
『過蓋咬合』は、噛み合わせが深い、または低い状態で、下の前歯が隠れて見えにくい、見えないことが多くあります。
子どもの下顎後退や過蓋咬合は、お口の中の状況だけでは無く、骨格的な顎の形や位置等を詳しくお調べする必要があります。
子どもの下顎後退や過蓋咬合は、乳歯と永久歯の生え替わりの時期(混合歯列期)の後期に治療を行なうと効果が得られやすくなります。この時期の治療は、『早期治療 ( Ⅰ期治療)』と呼ばれます。早期治療は、口の周りの筋肉(口腔周囲筋)や顎を動かす筋肉の過度な緊張を取り除いたり、その筋肉により生じる矯正力を利用し、おもに歯根の周りの骨(歯槽骨)や顎の骨の成長を促進したり抑制する、歯並びや噛み合わせを改善するための基礎となる矯正治療です。
子どもの成長期となる混合歯列の時期にしかできない重要な矯正治療となります。早期治療後は状況に応じて、通常治療( Ⅱ期治療 )としてワイヤー装置やアライナー装置等できれいな歯並びや安定した噛み合わせをつくることになります。

この症例では、早期治療として『機能的矯正装置』の一つである、バイト・ジャンピング装置を使用しました。ドイツの矯正医で物理学者でもあり、国際的にも著名な、Franz Günter Sander教授が考案した装置でSander-Ⅱ装置ともいいます。ドイツは子どもの4割が矯正治療を医療保険の下で行われている早期矯正治療の先進国で、早期治療において様々な機能的矯正装置を開発され使用されています。

初診時9歳の男の子で、機能的矯正装置を2年程使用し、下顎の前方への成長を促進し、過蓋咬合も改善することができました。取り外し式なので、食事や運動時等は外すことができます。
このようなケースの早期治療においては、歯( 歯根) ・歯槽骨・顎骨の成長があり、かつ周囲の筋肉の機能的な改善が必要なため、アライナー装置で治療するのは難しくなります。アライナー装置は取り外し式の装置ですが、機能的矯正装置ではなく、ワイヤー装置同様の『器械的矯正装置』に分類され、歯の移動のシュミレーションを行い、そのデータに基づき歯の表面をピッタリと覆う透明のマウスピースを何枚も作製し、おもに歯のみを移動するための装置となります。しかし、歯(歯根)・歯槽骨・顎骨の成長を考慮して、シュミレーションを行なうことは難しく、場合によってはこれらの成長を阻害したり、抑制する可能性があります。また、混合歯列後期は、萌出した永久歯の歯根もまだ完成していないことが多いため、『器械的矯正装置』で歯根未完成の歯を積極的に動かすことにより、状況によっては歯根の成長に影響を及ぼすこともあります。『機能的矯正装置』は、歯(歯根)に無理な矯正力を与えずに、お子様の持っている成長も利用し、より安心・安全な矯正治療を行うことが可能です。
この症例では、早期治療後に歯根の成長状況も確認し、通常治療 ( Ⅱ 期治療)としてワイヤー装置またはアライナー装置(歯の移動量が少ない場合等は可能)等の『器械的矯正装置』で歯並びや噛み合わせを仕上げることとなります。
ドイチェ矯正歯科・大宮では、子どもの早期治療からシニアの矯正治療まで幅広い、皆様のお一人おひとりに合ったオーダー・メードの矯正治療を提供しています。
過蓋咬合、反対咬合、叢生、真ん中のずれ、開咬、八重歯等、歯並びや噛み合わせ、口元が気になる方は、無料相談を随時行なっていますのでご連絡ください。
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