ドイチェの矯正 ②(開咬)

2024/10/26 【SHU-lider(シューライダー)装置, アライナー矯正, デジタル矯正, ドイチェの矯正, ドイツ留学, ドイツ研修, 前歯, 口元の改善, 未分類

ドイチェ矯正歯科・大宮は、皆様のお一人おひとりに最適なオーダーメイドの矯正治療をご提供いたします。

症例

主訴:前歯の上下的な隙間(開咬)、八重歯、噛み合わせ、口元の改善

患者様:20代後半、女性。

治療期間:2年11ヶ月。

治療内容:

上下顎両側第二小臼歯の4本抜歯。下顎の左側の側切歯1本が先天的に欠如していました。

上下顎表側マルチブラケット装置(審美的セラミックス製ブラケット、ワイヤー装置)
矯正用アンカースクリュー(口蓋部)
SHU-lider装置(上顎犬歯の後方移動、上顎第一大臼歯の固定のため。院長がドイツと日本の学んだ知識・技術と最先端のデジタル技術を応用し、日本で考案・特許取得し、国内最大手の矯正技工所のASOインターナショナルと共同開発した次世代型矯正装置。)
https://www.deutsche-dc.com/device/

治療ポイント:

前歯の開咬を改善するためには、上下顎の犬歯の位置を歯根ごと最適な位置に移動することが重要です。

上下の前歯の顕著な開咬がみられ、右上の犬歯が八重歯になっています。下顎の左側の側切歯1本の先天的な欠如がみられます。

上顎犬歯が上顎の中でどの位置にあると良いかを表しています。赤丸は治療前の犬歯の位置です。青丸は移動するべき位置の目安となります。このケースは歯冠(歯の頭)のみならず歯根ごとしっかりと移動する必要があります。

口蓋部に矯正用アンカースクリューを2本埋入します。局所麻酔をしっかり効かせますので、ほとんどお痛みはありません。1週間後位に装置の作製のため口腔内スキャナーで口腔内の撮影を行ないます。

口腔内スキャナーで記録したデータを技工所にインターネット経由で送ることができます。SHU-lider(シューライダー)装置は、CADソフトを用いて設計されます。患者様のお一人おひとりに合った装置のデザインを作成することが可能です。

SHU-lider(シューライダー)装置を口蓋部のアンカースクリュー上に装着・固定しました。装置本体の後方からコイルスプリング(バネ)を使用し、上顎第一小臼歯をしっかり歯根ごと(歯体移動)後方へ移動させます。およそ6ヶ月かかりました。第一小臼歯を十分に後方へ歯体移動させると隣在する歯である犬歯も歯根ごと一緒に付いてきました(ドリフト効果ともよばれる)。このように、上顎は前歯の叢生が改善した状況になってから、セラミック製の審美的な表側マルチブラケット装置を装着しました。

前歯の開咬をしっかり改善することができました。

下顎左側の側切歯の先天的な欠如があるため、下顎の真ん中(正中)に中切歯が位置することになります。

上下顎の歯列もきれいに整いました。

ドイチェ矯正歯科・大宮は、患者様お一人おひとりに最適なオーダーメードの矯正治療をご提供しています。

無料相談をカウンセリング・ルームで随時行なっています。歯並び、噛み合わせ、口元等、お気軽にご相談ください。お電話、無料相談フォームからご連絡をお待ちしております。

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