ドイチェの矯正 ➀(前歯重なり・八重歯)

2024/10/14 【BENEslider, お知らせ, ドイチェの矯正, 前歯, 口元の改善, 症例, 院長ブログ

ドイチェ矯正歯科・大宮では、患者様お一人おひとりに最適なオーダーメードの矯正治療をご提供しています。

前歯の重なりや捻れ、八重歯、真ん中(正中)のずれを改善するためには、犬歯を最適な位置にしっかり動かすことが重要です。

症例

主訴:前歯の重なり、八重歯、真ん中(正中)のずれの改善

患者様:17歳女性。学生。

治療期間:3年1ヶ月。

治療内容:

上下顎両側第二大臼歯4本抜歯。小臼歯の抜歯は行いませんでした。

表側マルチブラケット装置(審美的セラミック製ブラケット、目立たないワイヤー装置)

矯正用アンカースクリュー(口蓋部と下顎両側大臼歯部)

BENEslider装置(上顎大臼歯を後方に移動するため)

(山口院長は、留学先のドイツ・デュッセルドルフ大学矯正歯科で開発された『BENEslider装置』の治療技術をドイツで修得し、日本で歯科医師向けインストラクターを行なっています。)

治療ポイント:

上下顎の前歯の重なり、上顎の八重歯や前歯の真ん中のずれを改善するために、BENEslider装置で上顎両側第一大臼歯(前から6番目の奥歯、大臼歯)をしっかり後方に移動しました。その際に、左右の大臼歯の前後的なずれを改善することができます。その後に、犬歯を後方の最適な位置に移動します。左右の犬歯の前後的なずれを治すことにより、前歯の真ん中(正中)を改善することが可能となります。

左上の犬歯が八重歯になっているため、上顎の前歯の真ん中が左側にずれています。下顎は、右側にややずれています。前歯の重なり、捻れ、深い噛み合わせ(下顎の前歯が隠れ気味)がみられます。

上顎の両方の第三大臼歯が生えていましたので、前歯を改善するためのスペース(隙間)をつくるために口蓋(上顎の天井)部の矯正用アンカースクリューとBENEslider装置で上顎の両方の第一大臼歯(バンドが付いている奥歯)を歯根ごと後方に移動します。大臼歯を歯根ごとしっかりと後方に動かすことは、アライナー(マウスピース)装置やマルチブラケット(ワイヤー)装置の単独の使用ではとても困難になります。山口院長は、BENEslider装置等の口蓋部に装着する大臼歯移動装置、矯正用アンカースクリューの埋入や応用方法も本場ドイツで修得し15年の実績があります。アンカースクリューを埋入する際は、口蓋部のみ局所(部分的)麻酔し、お痛み無く行なえますのでご安心ください。その後、表側の審美的セラミックブラケットを使用したマルチブラケット装置で歯並びと噛み合わせを精密に仕上げました。

治療前と治療後。しっかりと安定した噛み合わせをつくる矯正治療を行なっています。そのために、患者様のご要望も考慮し、お一人おひとりに最適な、様々な各種の矯正装置を効果的かつ効率的に使用しています。

小臼歯の抜歯は行なわず、第三大臼歯を活かして、歯並びもきれいに整えることができました。

ドイチェ矯正歯科・大宮は、患者様お一人おひとりに最適なオーダーメードの矯正治療をご提供しています。

無料相談をカウンセリング・ルームで随時行なっています。歯並び、噛み合わせ、口元等、お気軽にご相談ください。お電話、無料相談フォームからご連絡をお待ちしております。

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