先日、節分がありました。
「節分」とは立春の前日で、暦の上では春を迎える時期が来たのだと、少し明るい気持ちになります。実際には、寒い日が続いていますが…。
ドイツの冬は、太陽の出ないどんよりとした日が多いので、日本以上に太陽の季節が待遠しいです。きっと皆が、春が来るのを心待ちにしています。
ドイツに「節分」はありませんが、私がそれと同じようにドイツで春の訪れをかすかに感じたイベントがカーニバルです。
人々は、仮装して大盛り上がりです。
いくつかのグループが、音楽に乗って街を行進します。
衣装にも凝っていますが、車も毎年創作しているそうです。車には、かわいいもの、迫力のあるもの、宣伝や啓発を目的としたようなもの、そして社会を風刺したものなど、様々です。
車の上や行列の人たちが、お菓子やちょっとした小物を撒きながら進むので、多くの子どもや大人が沿道で手提げを持って待ちかまえています。
馬も…
音楽も…
街は、一気に盛り上がります。まるで寒い冬を吹き飛ばすかのような熱気です。