日本では「イチゴケーキ」、フランスでは「ブッシュ・ド・ノエル」など、国によってクリスマスケーキのイメージがありますが、ドイツのクリスマスケーキといえば、「シュトレン(Stollen)」でしょう。
最近では、日本でもよく見かけるようになってきました。
「シュトレン(Stollen)」は、ナッツやドライフルーツを練りこんだ生地を焼き、仕上げに砂糖を厚くまぶしたケーキです。ドイツでは、クリスマス当日に食べるのではなく、クリスマスを待つ期間(アドベント)に薄く切って少しずつ食べます。
以前紹介したクリスマスマルクトもクリスマスの前日までで、当日にはまるで夢を見ていたかのようになくなってしまいますから、ドイツでは、クリスマスはもちろん、それを待つ約1カ月のアドベントの期間もとても大切にされているようです。